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■まちづくり・コミュニティデザイン講座

 

大学での授業など恐れおおいところですが、一般教養として、社会への入り口として役立ことができればいいと思い、お手伝いしています。

 

都市計画というとほとんどの講座は理系の、それも土木や建築系が相手となりますが、なぜか経済学部からのお話をいただきました。大学では学際的な取り組みとして「総合講座」というのをやっていて、社会人を講師にした場を設けています。実務としてまちづくりに関わっている専門家の話をわかりやすく伝えるように心がけています。

 

通年の授業で、前期はオムニバス形式でデザイン、歴史、財政、法律などの分野の講師を招いて、一般論と地元三崎町の学習をしてもらい、夏のレポートを提出してもらいます。このレポートから、個人個人の関心を把握して後期のワークショップのネタにします。

ほとんどの学生は、大学と自分の家を往復するだけの生活ですが、大学の周りについて知ることには意味があります。講座の中で、白紙に大学周辺の地図を描いてもらいますが、ほとんどの人は詳しい図を描く事ができません。

 

後期は、6〜7人のチームになってもらい、町あるき、地元へのインタビュー、文献調査からそれぞれまちの課題を見つけ出します。学生生活に改善したいこと、放置自転車の問題であったり、自分たちが遊べる場所、居場所がないこと、雑多な景観、車と歩行者の問題、などなど、いろいろな発見をしてもらいます。

 

総合講座なので、学部が違っていたり、1年生から4年生までいて、お互いは知らないもの同士なので、最初のうちは打ち解けない感じですが、夏のレポート、町あるきで自分が見つけた課題をそれぞれ発表し、議論していくうちにだんだんとコミュニケーションできるようになってきます。

 

講座を通して異なる考え方と自分の考えを交換しながらプランをまとめていく難しさ。町内会や地元のお店を経営している方へのインタビュー、現地調査は、ワークショップ形式の講座の特徴です。内容としては未熟ですが、学生らしい視点でプランをまとめ、それを最終回で行政、地元の方々に発表し、評価してもらいます。